父親が危うく死にかけ、緊急入院。
肺キキョウ(か、漢字が判りませんっ)だったのですが、不幸にも両方の肺を同時に
やられてしまい、あわや窒息死するとこだったんです。
今はもう、危険な状態を脱したので安心ですが・・・。
金曜日、父親の入院先への道すがら、読書中の本を忘れた事に気付きました。
バスに乗る前に、急いで本屋へ!
本がなくては、移動中や病院での待ち時間に私は耐えられません。
本は今読みかけのがあるから、お手軽にSPA!かSAPIOでも…(って、オヤジかよ)と思いつつ、ふとコミックスの棚を見るとそこには私の心くすぐるような本が…!
それはコレです、コレ、コレ!
段積みされていたのは、このコミックの最新刊の5巻だったのでイソイソと1巻を
探しだして買いましたよ。
バスの中、病院でと一気に読み、病院から自宅に戻るまでには2巻と3巻も買って
帰りました。
(今思えば、いっそ最新刊までまとめて買えば良かったわ…。)
…もう、ハマリまくり~(≧▽≦)
時代設定は江戸、ストーリーはネズミ除けとして猫の絵を売る絵師十兵衛と、その連れのニタという猫又が繰り広げる人情(猫情)モノ。
十兵衛の師匠キャラは歌川国芳がモデルと、もう私のツボてんこもりって感じ!
そういえば、こんな猫絵師という職業が江戸時代にあったのかどうかは知らないのですが、国芳の猫の絵を実際にネズミ除けとして台所に貼っていた家庭が多かったそうですよ。
そして、なんといっても重要キャラの猫又ニタがすっごくステキなんです☆
(猫又というか正確にはニタ峠の猫仙人らしいのですが…)
なんともイキでございますでしょ?
キセルを片手に「にょほほ…」と笑うニタが、もう可愛くて可愛くて・・・。
父親の入院で憂鬱だったのが、ニタで癒されましたよ~。
ここはついでに、私のネコ・コミックスのバイブル的作品についてお話をば。
私の大好きなネコ・コミックス№1は、MAYZON著「夢見森のモーリス」です。
も…コレ、思いっきりファンタジーですよ。
日頃、好むジャンルはひたすらホラーな私ですが、ネコ、にゃんこというキーワード
が加わった途端に、いきなり頭の中はお花畑仕様になりますからね。
動物達の死後の世界を描いているんですが、これがね、ペットと死別した経験のある者にとってはすごく救われるような話なんですよね。
大好きだったペットが死後、おとぎのような世界で楽しく生活しているんですから。
’97年初版発行のコミックスで、現在は絶版しているのですが是非とも復刊してほしいものです。
復刊されたら、同じものだろうと絶対に買いますよ、私。
だって私が持っているこの本、古くて紙が黄ばんできているんですもの(泣)
「夢見森のモーリス」の主人公モーリスは、ブラウンタビーのメインクーンなんです。
そして我が家のモーリス…↓ ホワイト入ってるけどね☆
不思議と、このクッションに乗っていると、なんか小さく見えませんか?
実際は、えらいデカイんですけどね…。
んにゃ?何か言ったかの?
でも案外、体型的にはモーリスよりニタのが近いかも…(汗)
ちょっとフテブテシイところとかもね。
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