2010年11月27日土曜日

下男の作品

しばらく前に、下男が自分の初陶芸作品を持って帰ってきました。
どうも使いみちが思いつかず、しまったままにしていたのですが、改めて今日
そのブツを引っ張り出し、シゲシゲと眺めてみました。
これって、やっぱりお皿・・・なんでしょうね?!

ちなみに下男の作品と、陶芸の先生から頂いた作品(左)を並べてみました。
やはり、ちがいが歴然としておりますよねぇ。
栗蔵さん、如何ですか?このお皿って、あなたの好物「ツユダク蒸し鶏」が
合うんじゃないですかね?
え?お皿って、これのことかにょ?これ・・・お皿か?
そうです。そのゴツゴツしてるやつです。

・・・・(ケッ!!)
あ、なんか嫌がっているみたいですね。

俺は、こっちが良いのにゃ!   
ずいぶんキッパリ言ってくれますが、そっちはダメです。
その先生の作品は、私が泡盛を飲むのに使うんです!もう決めてるんですから!

にゃんだとぉ~。俺にはくれないって言うのかぁ~。
こっちが良いのににょ~・・・これで、鶏の蒸し汁をググイっと・・・

・・・未練がましい栗蔵は、もう無視しときましょう。
結局、下男のお皿は栗蔵にはウケなかったようです。
なんだかカワイソウなので、下男のお皿も一度は食卓に並べてみましょうかね。


あ・・・?食べ物を入れると、なんだか食器らしく見えてきました。
期待してなかったけど、案外、良いかもしれません。


今晩も我家は宴会です。 さぁ、飲むぞ~♪


お、俺のグイ飲み・・・ (イジイジ)

2010年11月21日日曜日

奈良へお出かけ


昨日は、栗蔵を家に残して夫婦で奈良へ出掛けてまいりました。
目的地は、安倍文殊院、お目当ては期間限定「獅子から降りた文殊菩薩像」。
通常は、獅子に乗った文殊さまが修復の為に獅子から降ろされて、今月末まで、
その状態で一般公開されているのです。
文殊さまが獅子から降ろされるのって製作依頼807年ぶりで、この機会を逃すと
次にこの状態を見ようとすると、30~40年後になるのだとか。
これは見に行くしかありません!
ただでさえ「期間限定」モノに弱い私。
期間限定 発泡酒やチョコレートだの、見つけ次第片っ端から手をつけていく
私・・・それ故、辛酸を舐めた回数も数え切れず!

でも、今回の拝観は大正解!!


↑重要文化財の文殊菩薩さま。
写真撮影禁止の為、これは境内設置看板を撮影しました。

間近で見れる文殊さまを下男も私も食い入るように見ましたよ。
大きくて(通常の獅子騎乗時だと高さ7m!)迫力あるのは勿論ですが、
顔がね、すご~く美しいんですよ。
「尊顔」だとか、そういう堅いニュアンスではなく、俗物的ではありますが
「美貌」「美人」という形容がピッタリくるような気がします。
いやぁ、文殊さま、どの資料でも写真写りがお悪いことで残念です。


↑ 修復作業中の文殊さま
宝冠を外し、利剣を取り上げちゃうと
いきなり威厳がなくなっちゃってますね(汗)
なんだか、幼く見えてしまいます。

文殊菩薩は智を司り、その智は学問というよりも困難に対する処理能力、
判断能力を示すそうです。(経営者、商売人向け?)
とはいえ、お坊さんのお話では受験シーズンには、全国から合格祈願に
訪れる人が多く、受験シーズン以外は「ボケ封じ」に参拝する人が多い
んですって。 (下男と私にピッタリ?!)

また、このお寺は安倍一族の氏寺で、安倍清明公の出生地でもある為、
「魔除け・厄除け祈祷」もされております。
私は調子に乗って、玄関に貼る魔除けのお札を買いました!
コレコレ!↓


購入の際、ふと気になったのが、これを貼るのは玄関扉の外なの?中なの?
家中に貼るより外に貼った方が、魔や厄を家から祓いやすいのではないか、
と思って受付の人に尋ねたところ・・・
「玄関の内側に貼って下さいねぇ。外に貼ったら表札になっちゃいますからね。」
と、子供を諭すような口調で教えて頂きました。
・・・ん~確かに、仰るとおりです。これが表札だと確かにマズイ。

本堂、稲荷、金閣浮御堂、白山堂、清明堂・・・と、思う存分堪能(?)し文殊院を
後にして、少し足を伸ばして橿原市の「おふさ観音」に寄りました。


「おふさ観音」拝観のお目当ては、明治時代の天才人形師 安本亀八の作なる
生き人形の一般公開です。
日頃は厨子の中で保管されているのですが、イベント開催時にだけ公開している
ようです。 
今回は、「秋のバラまつり」開催中なので、見ることが出来ました。
この生き人形、40cmほどでさして大きくもないのですが、非常にリアルに出来ている為、存在感がすごいのです。まさに一見の価値あり、です。
ところで、こちらの「おふさ観音」、ボケ封じ霊場なんですって。
・・・え?! また、ボケ封じ?って、またなのかよ?
確かに私達にはピッタリなのかもしれないけど・・・。ちょっと複雑な気が・・・。


「ほにょにょ~。
煩い家人のいぬ間に羽を伸ばすにゃよ♪」






2010年11月14日日曜日

逡巡

栗蔵、ど~こだっ?

めっきり冷え込んでまいりましたね。
栗蔵も寒さを感じているらしく、元から人にくっつくのが好きな子ですが、
より一層ベタベタしてくるようになりました。

さてさて、私は最近、ネットショップで可愛らしいにゃんこのベッドとハウスを
見つけました。
どちらもレオパード柄で栗蔵の毛色にマッチするし、その上、暖かそうな素材です。
フカフカのにゃんこベッドにポアポアの栗蔵がパフッと乗っかっている姿を想像
なんかしたりすると、もう可愛いすぎて、たまりません!!
(↑この擬態語の濫用で、私の妄想に対するコーフンぶりがうかがい知れましょう)
でも2~3日考えた末、結局購入を思い留まりました。

「ここにゃ、ここにゃよ!」

だってね・・・
栗蔵は、私達家人のベッドを自分のベッドとしているし、座椅子だって
よく独り占めして、私達が床に座っていることが多いんです。
そんな状態で、彼がおいそれとおとなしくにゃんこ用ベッドを使ってくれるかと
いうと、確率的に非常に低いと思うんですよね~。

ベッドは諦めるとして、次はハウス・・・。
このハウスは優れものでして、サイコロのような形(真四角)で、正面真中に
出入口として丸い穴が開いています。
優れているところは、上部を開口できるので箱型にしても使えるのです。
これなら、箱好きのにゃんこにはもってこいです。


「この箱も良いもんじゃのっ♪気に入ったにゃよ。」

ただ、問題はこれも使ってくれるかどうか、なんですよね。
なんて言ったって、人の入ってほしい所には入らずに、入ってほしく
ない所に入りたがるのが、にゃんこってものです。
栗蔵だって例外ではありません。

でも・・・四角いハウスに入った栗蔵が、丸い穴から顔を覗かせている姿を
想像(妄想?)すると・・・やっぱり、買うべしっ!!
いざ、注文しようと再びネット画面を見てみたら、前回には見落としていた
説明がありました。
「このモデルにゃんは3キロです」(゜△゜: エッ・・・?!
撮影で、ハウスに入っているにゃんこが3キロ?
うちの坊は5キロ超なんですけど?!

これじゃ、入ってくれるかどうか・・・じゃなくて、入れるかどうかが判りません。
したがって、こちらも泣く泣く購入を諦めました。
さらば、私の妄想! みごと撃沈!

「にゃっほほ~いっ♪♪」
勘弁してください、栗蔵さん!
箱がたわんじゃってるじゃないですかっ!

2010年11月7日日曜日

肥満児疑惑


生後6ヶ月ちょっとで、もう肥満が心配になってきた我家の坊。
とにかく、重いんです。
そして、果てしなくズングリしてらっしゃるんです。
フードボウルを脇に妙な貫禄で、くつろがれている坊のこの姿。
これで、キャットフードは「キトン」なんですよ?!
その「キトン」フードをがっつり食らい尽くす(それも三杯飯)
雄雄しい栗蔵。

なんという違和感でしょうか。
これって、A・シュワルツネッガーにオムツを穿かせ赤ちゃん言葉を
使わせるのと同レベルというものです!

この大きなお尻・・・。
最近、朝目が覚めると、よく栗蔵が私の肩辺りの布団を前足で
フミフミしています。
お母さんのオッパイを飲む時と同じ仕草で、にゃんこが赤ちゃん
に戻って、甘えている、またはリラックスしている時に、このフミフミ
をするそうです。
その為、このにゃんこのフミフミを見ると、自然と微笑ましくなる
ものですが・・・。
しかし、栗蔵の場合、鼻息荒く、のどをゴロゴロ鳴らしてフミフミに夢中になっている
姿は、心ならずも「シコを踏んでいる」力士を思い起こさせます。
(だって、この大きなお尻を向けてフミフミしているんですよ!)
もう、微笑ましいどころか、「土俵に帰れ!」と言いたくなります。
「にゃ、にゃんだとぉ~!!」(*`д´)//

そこで、生後6ヶ月を経過した事だし、肥満のチェックも兼ねて
健康診断の為、栗蔵を動物病院に連れて行きました。

パンパンになったキャリーバッグから、ヌォッと出てきた栗蔵を見て
先生が開口一番、「お・・・大きいですね(汗)」。
それに対し何故か自然に私の口をついて出た言葉が
「す、すみません(汗)」でした。 いったい何故だ?!

肝心の栗蔵の診断結果は健康そのもので、心配していた肥満に
ついても問題ありませんでした。
でも・・・5.1㌔ですって!
生後6ヶ月で5㌔あっても健康体というのは、やはりメインクーンならで
は、なのでしょうね。

先生に爪切り(私がすると、仕上がりが甘い為)をお願いすると、
ついでにハミ毛も刈ってくれました。

見て下さい。このピカピカ(?)の肉球を!さすが動物病院の先生!


しかし、栗蔵の肥満疑惑が晴れて私達夫婦は本当にホッとしました♪
やっぱり、可愛い坊が肥満体になってしまってはカワイソウですし、
かといって可愛い坊がオネダリしているのを、無下に出来るほどの
心の強さも無いですからね・・・。



「あぁ~、今日はホントに疲れたにゃよ・・・」

でも何といっても、最もホッとしたのは私達よりも栗蔵だったの
かもしれませんね。


「疑いも晴れたことだし・・・今までどおり、
カリカリ特盛り、蒸し鶏ツユだくで、よろしく♪」