2011年10月30日日曜日

Halloween!

今年のハロウィンこそ、栗蔵に可愛い衣装を着せたかったんですけど、
ボンヤリしているうちに買い求めそこないました~。トホホ・・・

そこで以前に、100均ショップで購入した衣装を着せてみました。
どうでしょうか?
なかなか、おマヌケでございましょ!
なんか、ちっこいダースベイダーみたい。

にゃにぃ~!!

この帽子とマント、本当は人間用なんですよ。
マントは子供サイズですが、帽子は大人でも被れるんです。

栗蔵にも、帽子はさすがに大きかったものの、マントについては違和感なし!

ああ・・・、こうして栗蔵のコスプレ写真を見ていると、来年こそは可愛くドレスアップ
したい!と、つくづく思う親バカの私でした。

そうそう。
栗蔵といえば、冬に向かって只今、ぱふもふ増量中です。

俺のご飯・・・まだ?

ねえってば!

夏毛から冬毛に変わりつつある中、フォルムが徐々に丸々としてきているわけですが、これが本当に被毛によるボリュームアップなのかどうか・・・
どうも確信がもてない今日この頃。


ラブリーなでぶ、
それはデブリーこと
栗蔵?

2011年10月23日日曜日

丹波篠山・日帰り紀行★その2★

前回に引き続き、丹波篠山ネタを書きますね!

10月15日に丹波篠山まで出かけて行った私達のお目当ては、
今田地区で開催される「陶器まつり」でした。
「陶器まつり」の間は、ほとんどの窯元さんが通常時よりも作品を安く
販売されているので、あちこちお店の軒をくぐって回るのが楽しいこと、
楽しいこと♪

↑写真の看板猫ちゃんを置いている「俊彦窯」さんところは、お店の玄関や
室内にも非売品の陶器の猫ちゃんがいるんです。
どちらの猫ちゃんも、心地よさそうに眠っています。

そして、篠山に行く度に必ず訪れるお気に入りの「のぼり窯」さんのところへ
行ってみると・・・。

子にゃんこ、その1

めっちゃ可愛い子にゃんこが~っ!
捨てられていたのか、もしくはお母さん猫からはぐれてしまったのか、路頭に
迷っていた子にゃんこを「のぼり窯さん」が拾われたそうなんです。
それも、「子にゃんこ、その1」を拾った後に1週間ほどして今度は、「子にゃんこ
その2」を拾ったのだとか。

子にゃんこ、その2

「子にゃんこ、その2」は拾った時、あまりにも小さく自力でミルクも飲めない子
だったので、ずいぶんハラハラさせられたそうですよ。
この子にゃんこ達、優しい御一家に拾ってもらってホント、良かったです(^▽^)
窯元のお嬢ちゃんが大事に、「子にゃんこ、その2」を抱っこしている姿は、見ていて
心が和みました。

ウチの栗蔵の写真を意気揚々と窯元親子に見せたら、お譲ちゃんに怯えられました。
だ、大丈夫・・・。お譲ちゃんとこのにゃんこは、こんなにでかくならないからねっ(汗)
「良かったら、この子(猫)、連れて帰ってくださいよぉ。猫は今まで飼った事ないし~」
と、窯元奥様に言われたのに対し、下男が一言余計なことを・・・。

「いやぁ、ウチに連れて帰ったらエサになっちゃうかもしれないからねぇ!」

お譲ちゃん、あきらかに「子にゃんこ、その2」を抱く腕に力が入っていましたよ。
だ、大丈夫・・・。ウチの栗蔵だって、さすがに子にゃんこは食べないからねっ(汗)

あちこちの窯元さん巡りをした後、「河原町妻入商家群」に向かってみると、山車に
遭遇しました。
どうやら春日神社例祭のようでした。
前情報もなく、いきなり山車を見たものですから、なんだか得をした気分♪
山車を通り越し、妻入商家群にある雑貨屋を見て回りました。
もう、この時間になると閉めてしまう店が多く、あまり見て回れませんでしたが。
河原町妻入商群は、国重要伝統的建造物群保存地区になっています。
なかなか、情緒がありますでしょ。

篠山城跡周辺の夜は早く、店も早々に閉まってしまいます。
仕方がないので(いい加減、遊び疲れたし)、篠山ご当地丼の一つ「牛屋たなか」の
牛すじしぐれ丼をたいらげて、おとなしく帰りました。
この丼、すっごく美味しかったんですよ♪(撮影も忘れ、がっついてしまいました・・・)

今回、丹波篠山へ出かけてみて改めて感じたことは、近場だというのに知らなかった
事が実に多く、まだまだ遊び足りないという事ですね。
ホント、また近いうちに遊びに行こうっと・・・。

栗蔵と丹波栗、共通項はどちらも大ぶりなところ・・・

こら、転がさない、転がさないの!

これは、丹波篠山「まるいの」バッジ。
枝豆さやむきコンテストの参加者がつけるバッジなのです。
このバッジが100円の金券代わりいなっていて、会場の屋台で使えたのですが、
下男はこれを胸につけたまま帰宅したのです。
要するに、この日ず~っっと、これを胸につけていたわけなんですのよ、恥かしいっ!

くん、くん・・・
コレ、美味いのっ?

100円の金券としては使えませんでしたが、栗蔵のおもちゃにはなりそうです。
うりゃ~っ!!(ガシッ!!)

あ、あにゃっ・・・?!(コロコロ・・・)
あにゃにゃ~っ!
俺のおやつがぁぁ~、ど、どこぉ~っ?!

あんた、それ食べたらマジで怒るからね・・・。

2011年10月16日日曜日

丹波篠山・日帰り紀行★その1★

15日(土)は、友人Hちゃんを伴って丹波篠山に出かけました。
目的は、今田地区の「丹波焼陶器まつり」だったのですが、少し足を伸ばして城下町
の方にも寄ってみました。

篠山城跡周辺では「味まつり」が開催されていて、偶然にも立ち寄った時には
「黒枝豆さやなげ(さやとり?)コンテスト」が開催されていました。
1分間に枝から摘み取る枝豆の量を競うのです。
最初は、なんてローカルな競技なんだ、と笑っていたものの、優勝賞品が松茸と丹波栗だと聞き即、下男に参戦させました。(自分で参戦しないのがミソですね!)

下男の背後に、なんか不気味なのが・・・
ナニコレ?
結果は、奮闘するも優勝はならず・・・。
そんな易々とはいきませんよね~(汗)

不気味なものの正体
それは、丸々としたご当地キャラ

会場には、ご当地マスコットの「まるいの」君が登場。
チョンマゲをした丸い猪のようです。
丸い猪で「まるいの」?!・・・って、そのまんまやん。
私達は、このキャラクターの存在をはじめて知ったんですが、同じ兵庫県民だというのに案外、知らないものなんですね~。

次に向かった先は、御徒士町武家屋敷群にある「武家屋敷安間家史料館」!
本当に、武家屋敷がいくつも並んだ通りで保存状態の良さには驚きです。
ちゃんと一軒一軒「○△家」と紙が貼られているんですよ。
たくさん屋敷が並んではいるものの、中に入ることが出来るのは、この安間家だけ。
外から塀の高さを見るだけでも、当時の人は小さかったんだな、と実感。
屋敷の中に入ってみると、ますますその感は強くなるばかり・・・。
「私でも低く感じるわっ!」と、身長が150㎝もないHちゃんが、何故だか胸を張って
主張していましたよ。
しかし、ホント保存状態の良さには感心してしまいますなぁ。

昔の酒造施設も残っています
次は、鳳鳴酒造に行って酒造施設を見学。
ここって、酒造りの桶に音を振動エネルギーに変換して伝え、酵母菌が音楽を感じるようにしたんですって。

こうやって、お酒に音楽を聞かせています

勿論、ここでは音楽を感じながら発酵したというお酒を試飲させてくれます。
実際に飲み比べてみたのですが、音楽を聞かせたお酒は、聞かせなかったお酒
より、まろやかで自然な甘み(コク)を感じました。
音楽もそのお酒によってセレクトしているようで、私が好んで買ったのはモーツァルトの
「永久の愛」を聞かせて発酵させた純米吟醸「夢の扉」♪・・・美味しいっ!

昼食は、少し城跡周辺地域を離れて・・・小枕交差点近くの「自然薯庵」へ。
古民家を改装したお店で雰囲気も良し!
人気の蕎麦屋でお客さんも多く、中庭で順番を待つのですが、その間庭に生えている
アケビを自由に食べることができます。
私、アケビって初めて見ました。
私とタメのHちゃんも、それは同じことだったらしく、シゲシゲと不思議そうに見ていたかと思うと・・・何故だか、腕に鳥肌がっ!
Hちゃん、真ん中の食べられる部分を見て毛虫を連想して思わず拒絶反応。
そう聞いてしまうと、私もなんだか毛虫に見えてきましたよ・・・(泣)
でも、私の場合はちゃっかり食しましたけどね。
下男から聞いていたとおりの甘さにビックリしましたが、種の多さに辟易。
種をペッペと吐き出すのも面倒くさく、苦労して食べるほどのものかなぁ~・・・
と、いうのが正直な感想です。

アケビはおいといて、肝心の蕎麦は本当に美味しかったですよ。
6月から11月までの期間で、かつ土・日・祝の限定メニュー「こだわりざるそば」!
これは、蕎麦の葉を練りこんだもので栄養、滋味と盛りだくさん。
茶蕎麦のように青みがっています。

こっちは、下男に注文させて私もつまみ食いした「そば膳」。
古代米が結構美味しかったぁ。
Hちゃんが食べた「とろろ蕎麦」も美味しく(コッチもつまみ食いした)、とろろの弾力が
スゴイのなんのって。
とろろだっていうのに、ほとんど固体!ってな感じでしたもの。
普段、近所の蕎麦屋で食べるとろろとは、全く別物です。
また、こちらのお店では自家製「どぶろく」が呑めます。
アケビ同様、私とHちゃんは「どぶろく」も初体験でした。
呑んでいる内に慣れてきましたが、なんか最初は酸味が気になりました。
この「どぶろく」には辛口・甘口とあるんですよ。
いやぁ~、ホント大満足のお店でした。

・・・と、まぁ色々と書いてきましたけど、今回はここまで。
日帰りでフラッと計画なしに行った割には、「濃い1日」だったので次回も引き続き
篠山ネタをば。

今回は出番なしの栗蔵。
一応、彼は良い子に留守番してくれていました♪

2011年10月10日月曜日

近代の錦絵~白鹿記念酒造博物館

10月8日土曜日、西宮「白鹿記念酒造博物館」まで錦絵展に行って来ました。
豊原国周、月岡耕漁、月岡芳年の作品が展示されているのですが、私の目当ては
月岡芳年!
芳年といえば、なんといっても血みどろの無残絵というイメージ。
・・・なのですが、今回は晩年の残酷さがない「月百姿」という作品の一部が紹介されていました。
私としては、いかにも芳年!というオドロオドロした作品を期待していたのでちょっと
残念でした。

白鹿酒造館

白鹿記念酒酒造博物館って、私達夫婦は初めて行ったんですけど、入館料が
安いんです。
大人ひとり400円で、記念博物館と酒造館(昔の酒造に関する資料施設)の両方に
入館できます。
オマケに、お酒の記念ボトル(350ml)という、お土産つき!
このお土産って、何かのキャンペーンか期間限定で配っているんでしょうかね?
常に実施していたら、とんでもない赤字になるんじゃないの・・・?


白鹿の酒造館って結構、楽しめました。
伊丹の白雪よりお金をかけていると思われます。

酒樽の中に入ると、麹の発酵状態と表面に
発生する泡の関係を映像で説明してくれます。

大きなスクリーンが設置されていて、センサーで来館者を感知すると映像が流れたり、昔使用されていた複数の道具が展示されていて、その中から任意でひとつ選び、指定の機械の上に置くと、その道具について説明する映像が流れたり・・・。
ちょっとしたパビリオンです。
伊丹の白雪酒造も、これぐらいやってくれれば、もっと面白いのに・・・。

酒樽に入れられて、自分も一緒に発酵しているような気分。
(ちょっと、おっちゃん!もっと丁寧にかき回してくれないかしら!
私が入っているっていうのに、失礼しちゃうわね!)
そういえば横溝正史の作品で、酒造所の樽に死体が浮いている
のってありませんでした?悪魔の手毬唄でしたっけ?

でもね、昼御飯は「白鹿クラシックス」でとったんですけど、ココ美味しいんだけど
ワイナリーレストランとしては白雪の長寿蔵の方が良いかな~・・・。
白鹿の方は店内も小さく、種類も少ないんですよ。そこがチョットね。

日替わりランチ(千円)と日替わり蔵六ランチ(千二百円)。
値段は、とってもリーズナブルです。
店内は、蔵の中をイメージしています。
明るいのであまり蔵の中って感じじゃないけど。
でも、逆に横溝正史の「蔵の中」って感じだと
お客ウケ悪いだろうしなぁ~・・・
私は好きですけど。

私は、この日ひどい二日酔いで、あまり食欲がありませんでした。
ただ、前菜を見た瞬間、下男の勧めもあって思わずビールを注文し迎酒・・・(-。-;)
いやぁ~、迎酒ってホント効くんですね~!
一挙に気分良くなりましたよ。
ただ、それはゼロからプラスじゃなくてマイナスからゼロになった気分の良さであって、ランチも半分しか入りませんでしたけど。
でも、まぁ気分の悪さが無くなった分、その後のスケジュールはかなり足取り軽くこなせましたけどね。

ただ下男が迎酒について、気分の悪さを解消するものではなくて、気分が悪いという自覚を麻痺させるものだろう、と言っていました。

・・・そうです。そのとおりでしたよ。
夕刻あたりアルコールが抜けたのか、また気分が悪くなりました。
ただ、晩に夫婦で酒盛りして昼同様に気分も良くなり、結果的には気持ちの良い一日の終わりを迎えられました。

もしくは、アル中としての一日の始まりを迎えたとでも言おうか・・・。

 くんくん・・・
 これが、白鹿で貰えるお土産ボトル。

んにゃっ?!
も、もあぁ~ん・・・

匂いだけで酔っぱらったかも・・・?

2011年10月2日日曜日

逸翁美術館~酒呑童子絵巻展~

早いもので、もう10月ですね。
私達夫婦は、昨日1日(土)に池田市の逸翁美術館に行って来ました。
展示内容は、酒呑童子の絵巻をはじめ軍記もの絵巻数点です。
酒呑童子といえば、源頼光をはじめとする四天王に成敗された鬼の大将。
この美術館では、その童子の棲み処を大江山とした「大江山絵詞」と、伊吹山が棲み処だったとする「伊吹山絵詞」の二つの絵巻を並べて展示、相違点なんかを判り易く解説していました。
相違点といっても、頼光達に成敗されるという結末には違いはなく、道中に出会う人物が、片方は老婆で片方は若い女官だったりと、ストーリーが大幅に変わってしまわない
程度の差です。

逸翁美術館のすぐ近くにある「雅俗山荘」
逸翁(小林一三翁)の自邸

当たり前のことですが、酒呑童子といえば鬼の頭というのが定説なので、大江山絵詞も伊吹山絵詞でも童子は恐ろしげな鬼の姿で描かれていました。
私は、民俗学で云われる「酒呑童子は朝廷をも悩ませた賊の頭」とする説がお気に入りなので、ひょっとすると絵巻の何処かに鬼でなく人間として成敗された童子の片鱗がポロリと描かれているんじゃないかと、ちょっと期待していたのですが・・・。
まぁ~ったく、そんな片鱗は無かったですな!
ま、あったとしても学者ならいざ知れず、素人の私が見ても判るわけないですよね。

「雅俗山荘」庭園から撮影した邸



私、逸翁美術館って初めて行ったのですが、ここ入館料ひとり1,000円するのです。
展示数を考えると、ちとお高いのでは?と、思ってしまいました。
ただ、美術館の入館料を払うと、池田文庫と小林一三記念館「雅俗山荘」の入館が無料になるので、三施設分の入館料だと思えば妥当・・・かな?
生協組合員カードを提示すると1,000円が700円になるので、行く時はカードをお忘れなく!

帰りは、箕面のムッシュ・マキノのお店に寄り道。
私は甘いものが好きなんですが、どこそこの店のなんとかっていうケーキが好き!と、
のたまう程のコダワリは無いんです。
でも、ムッシュ・マキノは別!
他のお店はスルーできても、ここのお店だけは思わず吸引されてしまいます。
まるで、何とかホイホイのよう・・・。

ずいぶん久しぶりに行ってみたら、こんな可愛いお菓子がありました。


小さなソフトクリームみたいでしょ♪

このクリーム、生キャラメルなんですよ。
3本それぞれフレーバーが異なります。

栗蔵にも思わず、見せびらかし。
この子、甘いお菓子の匂いが大好き(特に生クリーム)なので、このキャラメルにも
反応するのかどうかをちょっと見てみたかったんです。

反応はというと、案の定、栗蔵は甘いものが好きみたいで、危うくペロリとやられるところでした。
シャンプーした後の事だったので、栗蔵はこれを自分への御褒美と勘違いしたのかも
しれませんね。

良い子にシャンプーを我慢した栗蔵には、キャラメルをあげる代わりに彼のお気に入りのオヤツ「オトト」をあげました。

「よっ、よこせにゃぁぁぁ~!!」

なんというか・・・相変わらずワイルドなお姿でございますでしょ。
酒に酔って思わず鬼の姿を露わにしてしまった酒呑童子のように、大好きなオヤツを前にして獰猛な姿を垣間見せたウチの坊。もう、食欲のオニですから!

・・・栗蔵、その思いっきりパァしてオヤツを引ったくろうとしている前あんよ・・・
何とかしなさい、成敗するよ?!