この三連休は、ずいぶんと楽しみました♪
10月6日(土)は、夫婦で市川海老蔵の「古典への誘い」を観てまいりました。
場所は、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール。
本公演は、出演者のオープニングトーク~能楽「石橋」~歌舞伎:舞踊「連獅子」という
内容でした。
チケット購入時に下男が頑張った甲斐あって、席は1階前から6列め☆
これは期待できそう…と、ワクワクしながら開演を待っていました。
照明が落ちて、さぁ開演!と、照明が再び点いた時にはビックリ!
舞台の上ではなく海老蔵氏が、舞台下、客席最前列の前に立っていたからです。
5mも離れていない位置から見る海老蔵氏・・・。
ホンット~に、濃い顔立ちなんですねっ!
顔がデカイ・・・んじゃなくて、顔の中味が全部デカイお方なので、
ずいぶん大柄に見えました。
海老蔵氏が本公演の作品解説を、舞踊共演者の中村壱太郎氏が歌舞伎の歴史を、
能の歴史を観世流 梅若紀彰氏が語ってくれました。
これは結構、タメになりましたよ。
ただ私は、すぐに忘れてしまいそうですが・・・。
能楽の「石橋」(これ、イシバシでなくシャクキョウと読むんですって)を歌舞伎に持ち込んで
作られたのが「連獅子」だとか。
能楽と歌舞伎、それぞれの作品を見比べてみる面白さが本公演の主旨なんです。
肝心の演目ですが、能楽の「石橋」も迫力がありましたが、私達は歌舞伎舞踊の
「連獅子」が気に入りましたね♪
日本舞踊というと、静か、たおやかな印象があるんですが、実は、アクロバティックな
動きがあるんですね。
迫力のある踊りに、海老蔵氏の眼力ある睨み、と歌舞伎の醍醐味を満喫できた気分!
「連獅子」という演目ですが、白いカツラと赤いカツラとを被った役者がカツラの横髪を
掴んで頭を振り回すというアレです。
演目名は知らずとも、その出で立ちや仕草は、歌舞伎を知らない人間が、歌舞伎と
いえば連想するポピュラーなものですよね。
あの頭を振るところなんか、ホント、生で観ると圧巻してしまいます。
スゴイの、ホント・・・。
やっぱり、海老蔵氏ってすごいんだなぁ~、
顔が派手なだけじゃないんだわぁ~…
と、夫婦で感動したのでした。
その翌日は、槙下 晶さんの個展へ行って来ました。
場所は大阪梅田のギャラリー「四匹の猫」。
槙下さんの個展へ行くのは、これが二回目です。
今回も、槙下さん御本人がいらっしゃったので、少しお話をしました。
出版してほしい槙下さんの絵本の話や、前回同様、タビーのメインクーンを
描いてほしいと、図々しいリクエストをさせて頂きました。
ホント、描いてくださいっ!
槙下さんがメインクーンを描いてくれたら、きっと栗にゃんに似ているハズ!!
と、思いこみの強い私達夫婦でした。
この日は、槙下さんの個展だけで帰るには勿体ない!というコトで東通をブラブラと
美味しい店はないかと探索しました。
そして、入った店は
「塚田農場」。
宮崎県産の美味しい料理とお酒がウリのお店で、注文した料理にハズレもなく、
ずいぶんと楽しみました☆
コレは、お茶漬け好きの下男が注文した「胡麻アジのお茶漬け付きセット」。
胡麻アジはつまみで食べて、その数切れをご飯に載せてダシをかけて食べます。
下男いわく、
「究極のニャンコ飯」。
そう呼びたくなるほど、ずいぶんと美味しかったそうですよ。
飲んだ帰りに紀伊国屋に立ち寄ると、現在流行の付録付き雑誌が目に入りました。
今まで、このテの雑誌って興味なかったんですが、これは見逃せませんでした。
だって、にゃんこバッグなんですもん。
にゃんこミニ・ポーチの付いたにゃんバッグ
しんやまさこというデザイナーのムチャチャ あちゃちゅむというブランドだとか。
すっごく可愛い♪のですが、通勤にはやっぱり使えないですよねぇ~。
つい最近、スニーカーで勤務してお叱りを受けたところなので、このバッグを持って
出勤したら流石に「いいかげんんいしろよ(怒)」モノですよね、きっと・・・。
買って帰って、喜んで開封し床に置いていると・・・
やっぱり、カレが・・・
オ、オレのモノにゃ~!!
(前アンヨでガシッとホールド)
栗蔵も何故か、このバッグが気に入ったみたいなんです。
「どいてねっ!」と言うと、この顔です。↓
こっちをチラ見しながらも、どく気配は全くありません。
それどころか、より一層バッグの上で落ち着いてしまいました(泣)
こっちも負けずにどかそうと試みると・・・・
どうですか。
この反抗的な表情・・・。
そうでした。我が家で最もエライのは、坊でしたね。
仕方ないので、暫くカレの好きなようにさせてましたよ。
私が、バッグを仕舞えたのは、栗蔵が飽きてからでした。トホホ・・・
にゃっ!勝利。