2012年10月28日日曜日

酒屋晩万来文楽=俊寛=

 
 今年も西宮の造り酒屋「白鷹」開催の文楽の会に行ってきました。
演目は「俊寛/鬼界ケ島の段」です。


白鷹禄水苑の中庭

「俊寛」といえば、私達夫婦が今年になって初めて観た歌舞伎の演目でした。
歌舞伎同様、文楽でも感動しました~。
吉田和生センセイの操る俊寛がホント、ヨレヨレで哀れを誘います。

そういえば、ちょうど去年のこの会がキッカケで、私達夫婦は文楽に夢中に
なったのでした。
それも去年、吉田和生センセイが使う良弁上人に感動して以来、私達にとっては
文楽の人形使いといえば和生センセイになったわけですが、その和生センセイが
今回、俊寛を使うとなれば、感動しないわけがありませんっ!

と、いうことで・・・、文楽公演は大満足でした。



公演終了後は、出演者を囲んでの立食パーティ。
これは去年同様、出されるお酒は美味しいんですが、アテの種類が少ないのが
ちょっと残念(汗)
残念とか書いていますが、実際はその少ない種類のアテをたっぷり食べてました
けどねっ。

今回、私達夫婦に御一緒して下さったのは、文楽の先輩N子さん、下男が日ごろ
お世話になっている方のお母様M夫人。
M夫人は、長年の伝統芸能ファン。
この日、初めてお会いしたんですが、古くからの文楽ファンということで貴重な
お話を聞かせて頂きました♪

楽しかったのなんのって☆
12月も白鷹禄水苑で文楽公演(創作モノ)があるんですが、やっぱりその公演も
行くつもりです。
M夫人も、また御一緒してくれたら嬉しいんですけどねぇ~。



ヨレヨレの俊寛…じゃなく、ダレダレの栗にゃん。



なんだか顔がコワイです、栗蔵さん・・・。














2012年10月21日日曜日

丹波篠山 陶器まつり

10月20日(土)は、毎年恒例の「丹波篠山立杭焼陶器まつり」に行ってきました。
ちなみにこれが、立杭焼のぼり窯です↓


今年もお気に入りの窯元「のぼり窯」さんに寄ってみると…


またまた、こにゃんこがおりました♪
昨年に引き続き、今年もこにゃんこを拾って育ててらっしゃるんです。
ちなみに昨年、拾われたこにゃんこノアくんは、ずいぶん大きく成長しているんですよ。

さて、今年のこにゃんは、女の子でナルちゃんっていうんですって。



大好きなお母さんの肩によじ登ってますよ、ナルちゃん。
撮影しようとしても、なかなかナルちゃんはジッとしていてくれないんです。

調子に乗って、私もナルちゃんを抱っこさせてもらいました。
ちっちゃくて可愛い~~!!
もう、ずっとミャーミャー、ゴロゴロいってるんです♪


私のペンダント・トップに興味がわいたようで、カシカシと前あんよで掴んで一生懸命
カミカミしていました。(もう、何をしても可愛い~!!)

のぼり窯さんとこ、来年もこにゃんこ増えてたりして~~(*^∀^*)


のぼり窯さん他、お気に入りの窯元さんを数軒まわった頃には、日が暮れ始め・・・
少し早い晩ご飯に「牛屋たなか」に行きました。

ここ、メニューに篠山の名物丼があるんです。


昨年も、ここで丼を食べて美味しかったのを思いだしてリピ入店。

しかし、丼の中身が昨年と変わってたんですよ・・・。
下男がお店の人に聞くと、リニューアルしたんですって。


昨年、食べたのは牛すじ肉とゴボウのしぐれ煮がご飯にのってたんですが、
今年は牛スライス肉とパリパリゴボウと山芋のとろろ、卵がのってました。
勿論、これも美味しかったのですが、私はすじ肉のが好きだったかなぁ~。


夫婦で窯元訪問に御馳走と、のんびり楽しんでから帰宅してみると…

ずもも~~んっ・・・(陰)

なんか・・・怒ってるんでしょうかね?!

のぼり窯さんとこでナルちゃんを見た後だと、ますます、うちの坊が野獣のように
見えちゃいます(汗)


さて、これが陶器まつりの戦利品☆

まるせ窯さんとこの醤油さし(左)に、のぼり窯さんとこのお皿(中央)
悟窯さんとこのデザート・カップ。

今回の中で特にお気に入りなのは、このデザートボウル☆
可愛いでしょっ!



やっぱり、丹波焼(立杭焼)って、つくづく良いなぁ~と感じます。

のぼり窯さんとこで教えてこらったんですが、次の陶器イベントは来年GWだとか。

今から、すでに楽しみ♪
その時には、また素敵な新作が出ていることを期待しています。



来年あたりは、栗蔵用のお茶碗に立杭焼っていうのも良いかも?!
にゃんこのフードボウルに立杭焼っていうのも、ずいぶん贅沢かも。


ただ、栗蔵用に私達と同じ陶器のお茶碗を用意してあげると、ますますテーブルの
上で私達と一緒にご飯を食べたがるかもしれませんね(汗)

今でも、テーブルの上からどきたがらないですもん(泣)

栗にゃん…自分がメインディッシュのつもりなんでしょうかね?!




2012年10月14日日曜日

食欲の秋とはいうけれど…



やっと涼しくなりましたねぇ~。
涼しい…っていうか、もう肌寒い?くらいですよね。
ウチの坊は、猫にしては暑がりで寒いくらいのが居心地良さそうです。

そのせいか気温が下がってくるとともに、食欲がウナギ上りに・・・。

そんなに食べても大丈夫なのっ?!
と、心配になるくらいにガッツリと召し上がられていますよ(汗)
まさか、育ち盛り…とか?



最近、我が家のパソコン(デスクトップで横置き)は、上に栗蔵が乗ると断末魔のような
異音を発します。
多分、そのまま栗蔵が乗ってるとパソコンが壊れてしまうので、慌ててカレを抱っこして
下ろすんですが、その時の重量感がハンパないです(泣)


まだ…
まだ、育つんですかね? ウチの坊。




栗蔵さん、気のせいか、ぽんぽんが
ポンポコリンに見えるんですけど…?!



「んにゃっ?誰がポンポコリンだとにゃっ?」
まぁ~まぁ~、栗蔵さん、お肩でも・・・



「ふにゃっ、そこにゃ、そこにゃ…」



「にゃに?ナデナデもしたいって?
しようがのいにゃなぁ~、
特別にさせてあげても良いにゃよ~…」



ゴーロ、ゴーロ、ゴロリーン…♪
前アンヨ、にぎにぎ・・・


ゴーロ、ゴーロ・・・zzzzz

栗蔵さん…口元、ヨダレで光ってますけど(汗)



2012年10月8日月曜日

市川海老蔵「古典への誘い」 / 槙下 晶 個展

この三連休は、ずいぶんと楽しみました♪

10月6日(土)は、夫婦で市川海老蔵の「古典への誘い」を観てまいりました。
場所は、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール。
本公演は、出演者のオープニングトーク~能楽「石橋」~歌舞伎:舞踊「連獅子」という
内容でした。
チケット購入時に下男が頑張った甲斐あって、席は1階前から6列め☆
これは期待できそう…と、ワクワクしながら開演を待っていました。

照明が落ちて、さぁ開演!と、照明が再び点いた時にはビックリ!
舞台の上ではなく海老蔵氏が、舞台下、客席最前列の前に立っていたからです。
5mも離れていない位置から見る海老蔵氏・・・。

ホンット~に、濃い顔立ちなんですねっ!
顔がデカイ・・・んじゃなくて、顔の中味が全部デカイお方なので、
ずいぶん大柄に見えました。

海老蔵氏が本公演の作品解説を、舞踊共演者の中村壱太郎氏が歌舞伎の歴史を、
能の歴史を観世流 梅若紀彰氏が語ってくれました。
これは結構、タメになりましたよ。
ただ私は、すぐに忘れてしまいそうですが・・・。

能楽の「石橋」(これ、イシバシでなくシャクキョウと読むんですって)を歌舞伎に持ち込んで
作られたのが「連獅子」だとか。

能楽と歌舞伎、それぞれの作品を見比べてみる面白さが本公演の主旨なんです。

肝心の演目ですが、能楽の「石橋」も迫力がありましたが、私達は歌舞伎舞踊の
「連獅子」が気に入りましたね♪
日本舞踊というと、静か、たおやかな印象があるんですが、実は、アクロバティックな
動きがあるんですね。
迫力のある踊りに、海老蔵氏の眼力ある睨み、と歌舞伎の醍醐味を満喫できた気分!

「連獅子」という演目ですが、白いカツラと赤いカツラとを被った役者がカツラの横髪を
掴んで頭を振り回すというアレです。
演目名は知らずとも、その出で立ちや仕草は、歌舞伎を知らない人間が、歌舞伎と
いえば連想するポピュラーなものですよね。
あの頭を振るところなんか、ホント、生で観ると圧巻してしまいます。
スゴイの、ホント・・・。

やっぱり、海老蔵氏ってすごいんだなぁ~、顔が派手なだけじゃないんだわぁ~
と、夫婦で感動したのでした。



その翌日は、槙下 晶さんの個展へ行って来ました。
場所は大阪梅田のギャラリー「四匹の猫」。


槙下さんの個展へ行くのは、これが二回目です。
今回も、槙下さん御本人がいらっしゃったので、少しお話をしました。
出版してほしい槙下さんの絵本の話や、前回同様、タビーのメインクーンを
描いてほしいと、図々しいリクエストをさせて頂きました。
ホント、描いてくださいっ!
槙下さんがメインクーンを描いてくれたら、きっと栗にゃんに似ているハズ!!
と、思いこみの強い私達夫婦でした。

この日は、槙下さんの個展だけで帰るには勿体ない!というコトで東通をブラブラと
美味しい店はないかと探索しました。

そして、入った店は「塚田農場」
宮崎県産の美味しい料理とお酒がウリのお店で、注文した料理にハズレもなく、
ずいぶんと楽しみました☆

コレは、お茶漬け好きの下男が注文した「胡麻アジのお茶漬け付きセット」。
胡麻アジはつまみで食べて、その数切れをご飯に載せてダシをかけて食べます。




下男いわく、「究極のニャンコ飯」
そう呼びたくなるほど、ずいぶんと美味しかったそうですよ。


飲んだ帰りに紀伊国屋に立ち寄ると、現在流行の付録付き雑誌が目に入りました。
今まで、このテの雑誌って興味なかったんですが、これは見逃せませんでした。
だって、にゃんこバッグなんですもん。

にゃんこミニ・ポーチの付いたにゃんバッグ

しんやまさこというデザイナーのムチャチャ あちゃちゅむというブランドだとか。
すっごく可愛い♪のですが、通勤にはやっぱり使えないですよねぇ~。
つい最近、スニーカーで勤務してお叱りを受けたところなので、このバッグを持って
出勤したら流石に「いいかげんんいしろよ(怒)」モノですよね、きっと・・・。

買って帰って、喜んで開封し床に置いていると・・・

やっぱり、カレが・・・

オ、オレのモノにゃ~!!
(前アンヨでガシッとホールド)

栗蔵も何故か、このバッグが気に入ったみたいなんです。

「どいてねっ!」と言うと、この顔です。↓

こっちをチラ見しながらも、どく気配は全くありません。
それどころか、より一層バッグの上で落ち着いてしまいました(泣)


こっちも負けずにどかそうと試みると・・・・

どうですか。
この反抗的な表情・・・。

そうでした。我が家で最もエライのは、坊でしたね。

仕方ないので、暫くカレの好きなようにさせてましたよ。
私が、バッグを仕舞えたのは、栗蔵が飽きてからでした。トホホ・・・


にゃっ!勝利。