2010年12月26日日曜日

受難の日

クリスマスが終わってしまいました。
本当なら、楽しいクリスマスネタを、といきたかったところですが・・・
イヴは、残業で遅い帰宅を果たした途端発熱してしまい、25日は1日中寝込むという、近年で最悪のクリスマスになってしまいました。(*д*;

これはきっと、先日、栗蔵を笑いものにした罰が当たったのに違いありません。

あれは、23日祝日の朝・・・。
早起きした下男が買ってきた朝マック・セットを二人で食べていました。
マフィンを食べ終えコーヒーを飲んでいるところに、ドスッと栗蔵が食卓に飛び乗ってきたのです。
シッポをフリフリ、食卓をチェックする栗蔵。
ん?栗蔵の何かが、おかしい・・・?あれれ?
フサフサのシッポの下に、短いシッポがもう1本?・・・と、思いきや、よーく見ると・・・
うぎゃあああ!!なに、この立派な「オマケうんち」っ!!(汚くて、すみません!)
栗蔵!あなた、うんちぶら下げて、なに誇らしげに食卓に上がってるのよ!!
慌てて、うんちを取ってあげても、お尻の周りの毛にベットリ・・・。
こういう時って、ホント、長毛種って大変ですね(汗)
即、下男と一緒に栗蔵のお尻と脂性のシッポをシャンプーしましたよ。
シャンプーがキライな坊は「うみゃああ~ん」と情けない声を出しておりましたが、そんなの無視!無視!もう、しっかりと洗いましたってば。
ホント、祝日で良かったですよ。
これが平日の朝だったりしたら、確実に会社を遅刻するところでしたよ。
なんか、イヤですよね?自分でも赦せませんよ、オマケうんちによる遅刻って・・・。

その後、私は2階で外出の準備をしていたのですが、階下からものすごい音が
するのです。
ドドドド~!!バリバリバリ~!!
慌てて、部屋の扉を開けて見てみると、朝マック・セットが入っていた紙袋を引きずりながら栗蔵が階段を上がってきたのです。

シッポの根も乾かぬうちに、もうイタズラをしている栗蔵。
カレは、取っ手部分に顔を突っ込んでみたものの、外れなくなってあせっているわけですよ。
ここまでは、よくあるにゃんこの行動ですが、栗蔵の場合ちがうのは、なんといってもガサツな男なので、力任せに紙袋から取っ手を引きちぎってしまいました。
でも、首に引っかかっている取っ手はとれない。
焦る栗蔵。気弱になって、助けて欲しそうに私達に寄ってくるのですが、下男と私は笑いをこらえながら撮影するばかり。
うにゃら~、何とかしてくれにゃ~

どうも、笑われているのが判るみたいで、バツが悪そうに隠れようとするんですね。

うぇぇ~んっ!!(泣)

さすがに情けないというか、カワイソウになったので、取っ手を外してあげました。
大キライなシャンプーの後に、外れなくなった紙袋・・・。
栗蔵にとって、まさに受難の日でした。
それを笑いものにしたから、罰が当たったのかしらん?
いや、私達にとっても受難の日だったと思うんですけどね!

栗蔵・・・やんちゃなのは許してあげるけど、オマケうんちだけは勘弁してね。



くぅぅ~(悔)
もう、それ以上、言わのいでくれにゃよ。
オデだって、反省してるにゃよ


2010年12月19日日曜日

猫語の教科書

気になっていた本、ポール・ギャリコの「猫語の教科書」をやっと読みました。
長い間、私はそのタイトルから、人間の言葉を使わない猫たちの要望、主張をいかに人間が掴み取るかという内容-猫の飼育HOW・TO本だと勘違いしていました。

ところが、そんな凡庸な内容の本ではなく、これは、猫が猫のために(猫語で)執筆した人間の攻略マニュアルだったのです。
快適な生活を確保するために、いかにして人間を躾けたら良いのかが懇切丁寧に
記されていたのですが、私は読んでいてニマニマしどおしでしたよ~。
特に、私のツボにはまったのが、人間に対して「声を出さないニャーオ」の効果的な使い方!
おねだりする時の必殺技として、どのタイミングでこの「声なしニャーオ」をするべきかが巧妙に伝授されています。
私は、その巧妙さ云々以前に「声なしニャーオ」という猫の仕草を取り上げた段階で、この作者の相当な猫好きに感服しました。
そうそう!にゃんこは、する、する!声なしニャーオ!!
ホント、猫好きでないと判らない、あの仕草とその効果!

この作品は、猫の仕草の描写、その仕草を見た人間の心理描写と、その絡め具合が絶妙です。
これは猫好き、猫を家族に持つ男性には特に読んで欲しい作品ですね!
(何故、女性でなく男性なのかは読んだら、すぐに判ります!)

「猫語の教科書」に、人間の椅子を自分(猫)のものにする方法が描かれていましたが、そんな心理戦、うちの無骨な坊にはムリでしょうな。
なんていったって、実力行使あるのみ!の暴君ですからね・・・。
あ・・・私の椅子に、こんもり丸い物体が?!
どいて下さい!栗蔵さん!
「のにっ?!(*`д´* /
このオデ様に、どけと言ってるのかにゃ?!」
「ふん!このウツケ者めが!
これはオデ様の椅子にゃよ!誰にも渡さぬわっ!!」
この挑戦的な仕草・・・。
いかにも暴君然としてますでしょ?

2010年12月13日月曜日

嵐山 花灯路


11日(土)この日、あまえたモード全開の栗蔵を置いて私と下男は
嵐山 花灯路に行って来ました。
いやぁ~、すごく人が多くてビックリしましたよ、ホント。
でも、開催浅い日だったので、まだマシだったのかも(?)しれません。
13日(月)から、法輪寺でLIVEイベントが始まるので、それ以降はもっと
多くの人手があるんじゃないでしょうか。

ものすごく期待していた竹林は、意外とイマイチでした。
こうやって写真で見るとずいぶん幻想的なのですが、現実はたくさんの人で
押し合いへし合いになっていて風情を感じるどころではなかったですね~。

私と下男が気に入ったのが、ココ ↑ 宝厳院!
さすが拝観料をとっているだけあって、見事なお庭でしたよ!

ライトアップの他、歩行者の足元を照らす照明などを見て下男は
「コストかけてはるわ~。」と、何故かこんなところでも職業的値踏みを
していました。
下男いわくは、「だから拝観料をとってもおかしくない」んだそうですが、
なんか現実的すぎないか、それって。
あ・・・、ただ宝厳院に来る前によった野宮神社と比べての感想なら致し方
ないかもしれませんね。
野宮神社は拝観料無料で有り難かったのですが、その分、宝厳院に比べると
チと、見劣りするのは否めませんでしたなぁ。
(そのせいか、アップする写真もありません)

コチラはデジタルアーティスト長谷川章氏がデジタル掛け軸LIVEをしている
法輪寺。
お寺に大型プロジェクターで風景、デザイン画などを投影して幻想的空間を
表現していました。
少しずつ、投影デザインが変わっていくので、眺めていて飽きません。

この法輪寺では13日(月)から、アルゼンチンタンゴ歌手やらバイオリン奏者などの
音楽LIVEが開催されるそうなのですが、その間もこのデジタル掛け軸は続けられるのです。
なんか、音楽とこの風景が合わなくないですか?
こんなステージに合う音楽って、トランス系しか思いつかないんですけど、私・・・。
法輪寺へ行って嬉しかったのは、無料アップルティーの配布でしょうか。
寒かったので、暖かいアップルティーは有り難かったですよぉ。

花灯路には、他に常寂光寺や二尊院なんかもルートにあったのですが、
そちらには回りませんでした。
実は私、数日前に足首を捻挫してしまったので、歩き回るのはもう限界まで
きてしまっていたんです。
その為、今年は渡月橋、竹林、野宮神社、宝厳院、法輪寺・・・くらいでいそいそと退散することに致しました。
その割りに、まっすぐ帰宅せず梅田で飲み屋に寄りましたけどね(汗)

帰宅すると案の定、おスネモードの栗蔵が・・・


「あら?二人そろって、ずいぶんお早い帰宅だこと・・・」

かなり、ふてくされていらっしゃいますよね、この顔・・・。
ご、ごめんね。栗蔵!

2010年12月6日月曜日

ぽんぽんベッド

すっかり、寒くなってきましたね~。
私、すっかり風邪をぶりかえしてしまいました。
あんまり寒いので、(こんなに寒いのは私だけ?風邪のせいかしら?)ここは
ひとつ、見るだけで暑苦しく 暖かくなる写真をアップしたいと思います。

 コレです、コレ・・・   ↓
下男のメタボなぽんぽんをベッドにウトウトするもっふり栗蔵。
もともと、家人にベタベタするのが好きな栗蔵ですが、何故か下男のぽんぽんに
乗っかるのは特に好きみたいです。

「むほぉ~。こりゃ、落ち着くのぉ~・・・」
ぽよぽよ~・・・

もう、いかにもヨダレを垂らしていそうな顔でございますでしょ?
そうなんです。
こんなふうに、のどゴロでウトウトしている時は、口まわりを触ってはいけません。
十中八九、ヨダレ垂らしていますからね。
栗蔵出身キャッテリーさんとこのブログを拝見して判ったのですが、彼のこの
口元のゆるさ(オマケに、性格もゆるいんですけどね)は血筋みたいです。
ママにゃんをはじめ、兄弟もよくのどゴロしている時にヨダレを垂らすんですって。
ヨダレ垂らしも血筋というだけあって、筋金入りってわけですね。

「・・・・」      

どうやら、ついに起きていられなくなったようです。
おやすみ、栗蔵。 そして、ベッドとして頑張ってね、下男!

・・・それにしても、顔が胸毛?に埋もれてますよね、栗蔵ってば。