2011年8月27日土曜日

おかげさまで・・・


達磨さんじゃないんです。

先日、お尻の周りに血をベッタリつけていた栗蔵。
そして病院で診察を受けるも異常が見られず、私たち夫婦から単なる“痔もち男”
なんじゃないか?!と疑惑をかけられていたカレ。
でも、もし本当に“痔持ち男”なら痔だと病院で判りますよね?
だから、内心は「いったい坊は、どこが悪いの?!」と、心配していたんです。

そして昨日、金曜日の朝、またもや坊のお尻から血がっ!
慌ててトイレを覗くと、そこには血がついたウンチがっ!
早速、下男が坊を連れて病院へ・・・。
前回はウンチを持参しなかったので、その部分の検査が出来ませんでした。
しかし、今回はきちんとウンチを持って行ったので、バッチリ検査してもらえました。

「いやいや、おかげさまで・・・」
と、ウチの痔持ち男が申しております。
すると・・・
獣医さん曰く、異常も問題も無いそうで・・・。
栗蔵って、どうも粘膜が弱いんですって。
だから、ウンチをした時に少々出血するんじゃないかって。
それって、やっぱり痔とかに近いんじゃないの?
と、知識のない私は疑問に思うんですけど・・・え?ちがうの?!
でも、とりあえず心配はいらないそうなので、安心しました。
あんまり頻繁に出血するとかなら、また話は別らしいんですけどね。
(↑こんな場合は、ポリープの疑いがあるんですって。)

話は変わって、動物病院待合室でのこと。
他の猫ちゃんの飼い主さんから下男が声をかけられました。
「あのぉ~・・・この子、本当に猫ちゃんなんですか?」って、御婦人が気を使いながらも、そのままズバリ簡潔な質問をされてきたそうです。
それも「猫なんだろうけど、念のため」に訊いてきたのではなく、「猫みたいに見えるけど、猫じゃないだろう。でも、念のため」に、訊いてこられた様子。
下男が猫だと答えると「えぇっ?!」と随分、驚かれたみたいなんです。
あちらは「えぇっ?コレ、猫?!」と内心思われたのでしょうが、逆に下男からしたら「えぇっ?!コレ何に見えんのっ?!」と、驚いたのは言うまでもありません。

栗蔵が通っている動物病院では、メインクーンは、まだあまりいないようですね。
栗蔵はメインクーンにしては、そう大きい子ではないんですけど・・・。


「んんっ?どれどれ・・・」

でも、最近背伸びすると、余裕で食卓に顔を覗かせられるようになっちゃって・・・。
「えぇっ?!こんなところに顔がっ!!」って、思わず心霊写真を見た時みたいな反応をしてしまいます。
日々、ムクムクと成長しているんですね、坊ったら。


「チッ!しけてやがんな・・・」
少なくとも、あなたにはジャジメントされたく
ありませんよ、栗蔵さん。


2011年8月21日日曜日

キャリーバッグ新調しました♪

キャリーバッグをやっと、新調しました♪
56nyanショップでUNITED PETS“AUTO”という商品を購入したんですよ。

今まで、先代にゃんこのお古のソフトタイプを使っていたのですが、あれよあれよという間に、バッグの大きさと栗蔵の体積がまったく同じになってしまいました。
その為、バッグの中で栗蔵が寝返りを打つ度にバッグごと転がっていくという始末。
そこで今回、お古を卒業して栗蔵用にバッグを新調した次第なんです。

早速、栗蔵のチェック開始!

今度のキャリーバッグは、ハードタイプで耐重10㌔までOK!
56nyanでは、この商品以外にも色々とキャリーバッグを取りそろえていたのですが、栗蔵の場合、何といっても耐重規定がねぇ・・・(汗)
だから、この商品を見つけた時は即買いでした。

キャリーバッグも届いたし、来週は病院に連れて行ってワクチン接種しなくちゃ。

話はガラリと変るのですが・・・。

日頃、栗蔵を見ていて私としては可愛くって堪らないパーツがあるんです。
(親バカ丸出しで言ってしまうと、どのパーツを見ても栗蔵は全部可愛いんですけどね。)

下男いわくフォルクスワーゲンの後ろ姿そっくりの大きなお尻とか、もっさもさの尻尾とか、キューティなパーツを挙げだすとキリがないくらい・・・。
 (そのキューティの数と同じくらい、ブチャイクの数も存在するんですけどね~)

でも、私の栗蔵キューティーパーツといえば、何と言ってもコレです。
この白くて、まあるい月見だんごのような前足・・・。
やっぱり、体が大きい分、前足も大きいのですが、何故か顔と比較すると小さく見え
たりするんです。
(あ・・・それって単に、栗蔵が大顔なだけかっ?!)

肉球の間からはみ出て伸びている、ハミ毛がたまにキズ。
(そ、そろそろ、ハミ毛もカットしなくちゃ~!)


うにゃっ?!
な、なんなのにゃ?

あんまり、しげしげと前足を眺めていると、何か彼なりに危険を感じたらしく、前足を
胸元に引っ込めてしまいました。
引っ込めて・・・と、いっても箱座りが苦手なので、この程度ですけどね(汗)

2011年8月16日火曜日

下鴨納涼古本まつり

11日木曜日、京都下鴨神社開催の納涼古本まつりに行って来ました。
午前中から張り切って、京都に繰り出したまでは良かったのですが、四条から京阪に乗ろうと駅で待っていると、踏切事故があったとかで、電車がなかなか来ない・・・。
市バスに変更しようかと迷っている矢先に、やっと電車が到着し無事に出町柳に辿りつきました。
そして、テクテク歩いて下鴨神社に到着。
正確な数字は知らないのですが、20以上の店舗が出店していたんじゃないでしょうか。
ガッツリ本を探す気満々で繰り出した私にとっては、もう・・・夢のよう♪
どの店舗も「お値打ち本」コーナーを設けていて、200円や500円均一の本が並んでいる様にまた、胸が高まること然り。
でも実際は、欲しい!と思う本に限って、お値打ちじゃなくて高かったんですよね~(汗)別に、プレミア本だというわけではないのですが。
古本なんだから、新品売値の半額ぐらいが妥当なんじゃないのか、という思い込みが私にはあるんですよ。
たとえば、欲しかった本でエドマンド・ホワイト著のジュネ伝記があったのですが、新品売値が4,500円の上下巻で合計9,000円が、古本で各3,000円の上下合計6,000円。
なんか、ビミョーに高いような気がして迷った挙句、購入を諦めました。
他にも同じ理由で購入しなかった本が、何とたくさんあったことか・・・。
ああだこうだ、と古本漁りに夢中になっていると、あっという間に3時間を超えていました。

そうして、そろそろ帰ろうかと思っていると、いきなりの豪雨!
この写真は、雨が弱くなってから撮影したものですが、もう、こんなものではなかったんですよ。
傘を持っているとはいえ、その傘もさせないほどの豪雨で、仕方なしに古本屋のテントに一時避難。
やっと、雨脚が弱くなった頃を見計らって、最寄の京阪電車駅へ。
すると、今度は人身事故があったとかで、またダイヤに遅れが・・・。
うえぇ~ん!ついていないよぉぉ!!一日にこんなに事故があるのっ?!

でも、なんだかんだいっても、楽しかったです。
秋には、百萬遍知恩寺で古本まつりが開催されるそうなので、そちらにも行こうかと
思います。

今回の私の一番の戦利品。

はっちゃんの写真集200円!
やっぱり、古本って、こうでなきゃぁ♪

余談ですが、今回、このブログで使う写真を撮影していると、またまた栗蔵が乱入してきました。
自分の写真を撮られるのはあまり好きじゃないくせに、どうも私が撮影している物に対してやたらとキョーミを持つみたいです。

今回、彼のキョーミをかきたてたのは、プーリップちゃん。

くんくん・・・
「何?これ・・・?」

「これ、美味いの?」

「ねぇねぇ、美味いの?これっ?ねぇ!」

危険を感じたので、プーリップちゃんは栗蔵の前足が届かないところへ、ちゃんと仕舞いました。
ホント、かじりつきそうな勢いだったもので・・・。


2011年8月8日月曜日

栗蔵、異変?!

それは、土曜の晩のことでした。
夫婦で酒盛りしていると、いつものごとく私の足元に栗蔵が寄ってきて
「みや~んっ♪」と、おねだり。
カリカリを取りに席を立つと、栗蔵も私の後についていく為、お尻を持ち上げました。
すると、床に赤いものが・・・?
栗蔵がお尻をつけていた床に血のようなものが付いているではないですか!
慌てて、栗蔵のお尻を見てみると、肛門まわりと尻尾の付け根に血がベッタリ!!


ぎゃぁぁ~っ!!なに、なに、なに~っ?!
ティッシュペーパーでお尻と尻尾の血を拭き取って、様子を見てみたんですが、どこから出血しているのかが判らなかったんです。
慌てている私達夫婦を尻目に栗蔵は、「早くご飯をよこせ!」と催促してきます。
(勿論、コレ2杯目ですよ。既に一度、たいらげていらっしゃいますよ。彼は。)
い、痛くないの?!栗蔵~っ!!
心配している私達をよそに、栗蔵はガツガツと、カリカリに食らい付いていました。
なんだったんでしょうかっ?栗蔵のお尻の血っ!

一夜明けて、栗蔵の様子を見てみると、まったくいつもと変わらぬ元気な彼。
トイレを覗いて、ウンチの様子も見ましたが異変はナシ。
それでも、やっぱり心配なので行きつけの動物病院に連れて行きました。

イヤにゃ。病院はイヤですにゃよ!

動物病院に着いてみると、ずいぶんと混んでいました。
一時間ほど、混雑した待合室で順番を待っておりましたでしょうか。
看護士さんが次々と患者さんを呼んでは、診察室に案内していきます。
そんな中、次の患者さんを探していた一人の看護師さんがうちの下男を正面からじっと見つめ「ゴ・・・、ゴンちゃん?!」と、声をかけてきました。
下男は慌てて、「い、いや・・・。ゴンちゃんじゃないですよっ(汗)」と困りながら、即否定。
ここで下男が「僕はゴンちゃんじゃなくて、〇▽ですよ。」と、名乗らなかっただけマシですが・・・。
無論、その看護士さんはゴンちゃんとその飼い主を探していたのは言うまでもありません。

さて、栗蔵の番がまわってきて診察室に行くと、若い女医さんと女性看護士さんが待っていらっしゃいました。
(担当のH先生は、お休みだったんです)
これが、大変でした・・・。
本当に、女医先生と看護士さんには申し訳なかったです!(汗)
栗蔵のお尻に体温計を挿すだけでも、先生、看護師さん、うちの下男と3人がかりで押さえつけていたんですが、3人かかっても完全に動きを封じる事が出来なかったんですよ(泣)
栗蔵は、お尻廻りを触られるのが大嫌いなので、もがくコト、もがくコト!
両前足を持って押さえていた下男が驚いて一言。
「うぁっ!これ、すごい力コブやわっ!」
両前足の付け根近くに力コブが出来ていたとか・・・。
力コブのあるにゃんこって・・・どうよ?
「す、すごい力ですねっ!」
先生と看護師さんも途方に暮れていました。
うちの坊に比べれば、小型犬の方がよほど大人しいのかもしれません。
驚くほどのバカ力で抵抗しているクセに、「ミャ、ミャ~ンッ!!」と、か細い仔猫のような悲鳴をあげる栗蔵。
あまりにも外見と合わない声の持ち主なので、めっちゃ違和感が・・・。

キャリーバッグの中でグッタリしている栗蔵。
後でこのメッシュ部分を栗蔵に
割かれちゃいました・・・。

さて、肝心の診察(検査)結果なんですが、今日のところは何の異常も発見できませんでした。
匂い袋、尿、直腸粘膜とか検査して貰ったんですが、どこにも異常ナシ。
ただ、便を持っていかなかったので、次回検便をするまでは結果保留という事になったのです。
ああ~・・・。ウンチ持っていくんだった~!と、後悔しまくりの私です。

それでも、大きな病気だったらきっと、今日の検査だけでも充分発見に至っていたであろうと、ひとまずは安心しました。
でも、ホントあの血はなんだったんでしょうか?
栗蔵は、痔もちの男なんでしょうか?

余談ですが、病院からの帰路、車の中で栗蔵はキャリーバッグごと転がりまくっていました。
栗蔵には小さいので、買い換えようとしていた、このキャリー。
病院で散々、嫌な思いをしたから機嫌が悪かったのか、狭いキャリーにムカついて
いたのか、栗蔵はキャリーのメッシュ接続部分を割いてしまいました(泣)
噛み切るとかでなく、あくまで頭を押し付けて、バカ力1本で・・・。


家に到着した後は、疲れきっていたようで、よく眠っていました。
暴君ぶりを発揮してはいたものの、よく頑張りました、栗蔵坊。

2011年8月1日月曜日

承天閣 納涼寄席

30日(土)に相国寺承天閣美術館で開催中の「ハンブルグ浮世絵コレクション展」
へ行ってきました。
その日は開催記念イベントの「納涼寄席」があり、露の団四郎、露の団姫という噺家による怪談噺を聞きました。

私は落語を生で見るのは初めてで、その分、不慣れな為か、露の団姫(ツユノ マルコと読むそうです)の落語を見ていると、妙に落ち着かなかったんです。
声もよくとおるし、カツゼツも良い。
なのに、なんか、妙だ・・・。なんだろうな、コレ?
しばらく考えながら団姫の落語を見ていると、妙な違和感がどこからくるのか判りました。
それは、彼女の視線でした。
張り付いたような満面の笑顔で、観客席を右、左と見渡しながら、いかにも全てのお客に対してお話をしているのだ、という素振りなのですが、目が天井を向いているんですよね。
だから、観客席を見渡しているように見せながら、お客の頭の上に視線を走らせるので、誰とも目が合う事もないんです。
噺家の席(舞台)が客席よりも高いので、お客の方を見てしまうと見下ろす事になるので、わざとこのように上を向いて話すのでしょうか?


客席から舞台を見たら、こんな感じです。
中央の座布団の上に噺家がちょこん、と座るわけです。

若手の団姫の次に、ベテランの団四郎の落語を見ましたが、ベテランともなると視線も自然でした。
同じように、客席の誰とも視線は合っていないと思うのですが、その外し方自体がとても自然なんです。
若手とベテランの違いって、すごいなぁ~・・・と、妙なところで感心してしまいました。
団四郎の落語も良かったですよ。
登場人物を演じ分ける時、声音だけでなく顔つきまで変えるので、同一人物とは思えないほど、いくつもの顔を覗かせていました。

浮世絵展と寄席を見た後は、錦市場でブラブラとお買い物。

目当ての漬物の他、ちりめん細工のお店(嵐山に本店があります)で、ミニチュアのお寿司とにゃんこをゲットしました。

どうです?可愛いでしょっ!


なかなか、よく出来ているでしょ?

機嫌よく撮影していると、栗蔵が・・・

栗蔵、それ食べ物じゃないからね?!

がるる~!!
蹴散らす栗蔵。
食べられないと判って怒ったんでしょうか?

ゲシゲシ!!
(訳)いらないにゃ、いらないのっ!

うおぉ~!!
・・・??
なんか、お寿司のおもちゃとかは、栗蔵にとってどうでもよかったみたいです。
この箱が一番、ほしかったみたい。

日頃から箱が好きな子で、よく中に入りたがるのですが・・・・。
バカです、栗蔵。
こんな小さな箱に顔をつっこもうと一生懸命になっています。
自分の顔が、どれだけデカイのか全く判っていないようですね。
このおバカにゃんこったら・・・。


はっ!お、俺としたことが・・・

我に返った時には、すでに遅し。