2011年8月8日月曜日

栗蔵、異変?!

それは、土曜の晩のことでした。
夫婦で酒盛りしていると、いつものごとく私の足元に栗蔵が寄ってきて
「みや~んっ♪」と、おねだり。
カリカリを取りに席を立つと、栗蔵も私の後についていく為、お尻を持ち上げました。
すると、床に赤いものが・・・?
栗蔵がお尻をつけていた床に血のようなものが付いているではないですか!
慌てて、栗蔵のお尻を見てみると、肛門まわりと尻尾の付け根に血がベッタリ!!


ぎゃぁぁ~っ!!なに、なに、なに~っ?!
ティッシュペーパーでお尻と尻尾の血を拭き取って、様子を見てみたんですが、どこから出血しているのかが判らなかったんです。
慌てている私達夫婦を尻目に栗蔵は、「早くご飯をよこせ!」と催促してきます。
(勿論、コレ2杯目ですよ。既に一度、たいらげていらっしゃいますよ。彼は。)
い、痛くないの?!栗蔵~っ!!
心配している私達をよそに、栗蔵はガツガツと、カリカリに食らい付いていました。
なんだったんでしょうかっ?栗蔵のお尻の血っ!

一夜明けて、栗蔵の様子を見てみると、まったくいつもと変わらぬ元気な彼。
トイレを覗いて、ウンチの様子も見ましたが異変はナシ。
それでも、やっぱり心配なので行きつけの動物病院に連れて行きました。

イヤにゃ。病院はイヤですにゃよ!

動物病院に着いてみると、ずいぶんと混んでいました。
一時間ほど、混雑した待合室で順番を待っておりましたでしょうか。
看護士さんが次々と患者さんを呼んでは、診察室に案内していきます。
そんな中、次の患者さんを探していた一人の看護師さんがうちの下男を正面からじっと見つめ「ゴ・・・、ゴンちゃん?!」と、声をかけてきました。
下男は慌てて、「い、いや・・・。ゴンちゃんじゃないですよっ(汗)」と困りながら、即否定。
ここで下男が「僕はゴンちゃんじゃなくて、〇▽ですよ。」と、名乗らなかっただけマシですが・・・。
無論、その看護士さんはゴンちゃんとその飼い主を探していたのは言うまでもありません。

さて、栗蔵の番がまわってきて診察室に行くと、若い女医さんと女性看護士さんが待っていらっしゃいました。
(担当のH先生は、お休みだったんです)
これが、大変でした・・・。
本当に、女医先生と看護士さんには申し訳なかったです!(汗)
栗蔵のお尻に体温計を挿すだけでも、先生、看護師さん、うちの下男と3人がかりで押さえつけていたんですが、3人かかっても完全に動きを封じる事が出来なかったんですよ(泣)
栗蔵は、お尻廻りを触られるのが大嫌いなので、もがくコト、もがくコト!
両前足を持って押さえていた下男が驚いて一言。
「うぁっ!これ、すごい力コブやわっ!」
両前足の付け根近くに力コブが出来ていたとか・・・。
力コブのあるにゃんこって・・・どうよ?
「す、すごい力ですねっ!」
先生と看護師さんも途方に暮れていました。
うちの坊に比べれば、小型犬の方がよほど大人しいのかもしれません。
驚くほどのバカ力で抵抗しているクセに、「ミャ、ミャ~ンッ!!」と、か細い仔猫のような悲鳴をあげる栗蔵。
あまりにも外見と合わない声の持ち主なので、めっちゃ違和感が・・・。

キャリーバッグの中でグッタリしている栗蔵。
後でこのメッシュ部分を栗蔵に
割かれちゃいました・・・。

さて、肝心の診察(検査)結果なんですが、今日のところは何の異常も発見できませんでした。
匂い袋、尿、直腸粘膜とか検査して貰ったんですが、どこにも異常ナシ。
ただ、便を持っていかなかったので、次回検便をするまでは結果保留という事になったのです。
ああ~・・・。ウンチ持っていくんだった~!と、後悔しまくりの私です。

それでも、大きな病気だったらきっと、今日の検査だけでも充分発見に至っていたであろうと、ひとまずは安心しました。
でも、ホントあの血はなんだったんでしょうか?
栗蔵は、痔もちの男なんでしょうか?

余談ですが、病院からの帰路、車の中で栗蔵はキャリーバッグごと転がりまくっていました。
栗蔵には小さいので、買い換えようとしていた、このキャリー。
病院で散々、嫌な思いをしたから機嫌が悪かったのか、狭いキャリーにムカついて
いたのか、栗蔵はキャリーのメッシュ接続部分を割いてしまいました(泣)
噛み切るとかでなく、あくまで頭を押し付けて、バカ力1本で・・・。


家に到着した後は、疲れきっていたようで、よく眠っていました。
暴君ぶりを発揮してはいたものの、よく頑張りました、栗蔵坊。

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