2012年5月13日日曜日

團菊祭 五月大歌舞伎

昨日、5月12日(土)は大阪松竹座まで「團菊祭五月大歌舞伎」の
鑑賞に行ってまいりました。

いつものごとく、T氏がチケットなどの手配をして下さったので、
私達夫婦と友人Mさんは気らく~に出かけて行ったのでした。

松竹座の前はすごい人だかりでしたよ(汗)
でも、京都南座の前よりは前面の歩道が広い分、マシかなぁ…。


この幕って、歌舞伎ではお馴染みの
定式幕ってやつですよね?

この日の演目は【絵本太功記】の「尼ケ崎閑居の場」、【高杯】、
【ゆうれい貸屋】でした。

【絵本太功記】は、光秀に市川團十朗、佐藤正清に市川海老蔵
と、顔の濃~い親子の共演を見る事が出来ました。
初心者の私は、歌舞の演技の巧い下手がよく判らないのですが、
顔面のインパクトも演技の出来に影響するものならば、この親子は
間違いなく優れた役者ですね。
だって、顔がコワイんですもん。

海老蔵の見栄をきった顔なんか、本当に昔の浮世絵に見る
役者顔そのまんま!
2階席からオペラグラスなしで見てても、彼の見栄をきった時の
目のでかさはちゃ~んと、判ります。
(ひぇぇ~っ!!コ、コワイ!)

ネットで拾った海老蔵の写真。
役柄は違えど、こんなお顔でした。

江戸時代、初代市川團十郎に睨んでもらえれば病が吹っ飛ぶ、と
世間の人達は信じていたとか本で読みましたが、
すごく判るような気がしました。
睨みが得意なDNA・・・いや、家系なんですね。

海老蔵は、二番目の【高杯】ではボケた次郎冠者を演じていました。
高下駄でのタップダンス(?)が素敵でしたよ。
これはトボケタ役柄だったので、流石にコワイ顔はしませんでしたね。

【ゆうれい貸屋】は、山本周五郎の原作だそうで、その分、役者の
セリフが現代風でよく判って、嬉しかったです。
このお話は、面白かった~♪
坂東三津五郎が弥六を演じていました。

今回の歌舞伎では、女形がすごく自然に(?)綺麗でした。
Mさんも言っていましたが、観ているうちに男性が演じているという
事も忘れていました。
中村梅枝の初菊といい、中村時蔵の染次といい、綺麗で色気も
あって、自然に観ていられましたもん♪
なんといっても、前回観た中村又五郎の静御前がスゴかった分、
余計にそう思うのかも・・・(汗)

と、まぁ2回めの歌舞伎鑑賞も、たいへん楽しむことが出来ました。
また、鑑賞したいものです♪

さて、栗蔵の方はというと・・・。

朝、目が覚めると頭の上に位置する出窓のところで坊が寝ているのを
最近、よく見かけます。


印籠代わりの栗蔵ワンポイント付肉球。
ハミ毛が伸びてきているところもミソ。

以前、眠っていると頭の上に坊が落ちてきたことがよくあったんですが、
こんなふうに寝ていて、ズリ落ちてきたんでしょうね。
・・・睡眠中に、こんなのが落ちてくると堪りません。
坊には、頼むからこんなところで寝ないでほしいものです。
でかくて、はみ出しまくってますよ、栗蔵…(泣)








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