2011年11月13日日曜日

丸平歌舞音曲展

12日(土)は、京都の丸平文庫(丸平大木人形店)の人形展に行って来ました。
古い貴重な人形がズラリ・・・と、いうほどの量は無かったものの、貴重なのは確かです。まさに量より質ってところでしょうか。
春は雛人形、秋はこの歌舞音曲人形と、展示室が狭いためか、シーズンに合わせて
人形を入れ替えているみたいです。

外から見ると、
人形の展示会場には見えないですよね。

日本の舞踊をテーマに作成された人形が展示されていて、その人形にまつわる
エピソードを係員の方が丁寧にお話して下さいます。
聞いていると結構、楽しめましたよ。
舞踊とは関係ないのですが、市松人形が数体展示されていて、その人形の名前の由来について教えて下さいました。
昔、サノ(だったかな?記憶が曖昧 ・。・;)市松という、女性に大人気の役者が
いたそうです。
「市松寄合」という日本初のファンクラブも出来たくらい、その人気はすごいものだったのだそうです。
そして、市松さんが好んでよく着ていた着物の柄を「市松模様」と呼び、また当時爆発的に売れた彼の姿絵を参考に作った人形が、この「市松人形」の始まりだとか・・・。
へぇぇ~、そりゃ知らなかった!と、大きくうなずきましたわよ、私。
その話を聞きながら、その市松さんというのは、きっと岸田劉生の麗子像に似ていたに違いない!

私の想像する市松さん・・・
うへぇぇ~(泣)
って、麗子さんに失礼なのか、
市松さんに失礼なのか??

と、ゾッとする想像をした私に市松人形を愛でる資格はありませんよね・・・。


丸平文庫を出た後、そのへんをブラブラしていると、こんな可愛らしい看板を下げた
お店が・・・。

「鈴木松風堂」という和紙と和紙でできた雑貨のお店でした。
ここで可愛らしいのを見つけて即買い♪

これ、和紙と金箔を使ったちぎり絵カードなんですけど、逆立てた毛を何とも旨く表現していると思いません?

お次は、丸平文庫に置いてあったハガキで知った「須藤陽子ノスタルジー画展」。
全く知らない作家さんでしたが、展示会があと一日しかないというので、ついでに
足を伸ばしました。

ん~、昔のぬりえにこんな絵があったんじゃないかな~、と思わせる画風でした。
好きな人は好きなんでしょうね、私は好みではありませんでしたけど。
昭和(ノスタルジー)をテーマにするなら、私は山本タカトさんの作品で見たいですね。
ノスタルジーという時代設定云々より、単に江戸川乱歩作品に似合いそうだということで・・・。

京都をブラブラした話は終えて、次は我が家の暴君について・・・

最近の栗蔵は、やたらとナデナデする場所に注文が多いです。
栗蔵的には、ちゃんとしたこだわりがあるようなのですが、私的には「何でここなの?」と疑問に思う場所が多いのです。
たとえば、二階のパウダールームの椅子の下とか・・・
これがキッチンのイスの下では、栗蔵的には違うそうなんですよ。
フラフラ歩いていて、ここぞ!と、彼がナデナデ・ポイントとして認定した時は、
その場所にコロンと寝ころび「んみゃおん♪」と私を呼びつけます(汗)

ささっ!
遠慮なくナデナデしたまえ♪

この爪とぎアイテムと棚の間に挟まっている時も、彼によると絶好のナデナデ・ポイントのようです。
どう見ても、狭苦しくってリラックスなんかできないと思うんですけどね~。


絵ズラだけだと、狭いところに入り込んで、お尻が抜けなくて困っているみたいに
見えますね。
確かにそっちのが、デブリーなウチの坊には似合うしね(汗)

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